管理人はぎっくり腰を患っていたが、先日灯油を持った際にとどめを刺してしまい、ついにPCの前にも座れない状況になってしまった。
ということで、控え選手の投稿と相成った。
はじめにお断りをしておく。
「久々の 『トリシリーズ』 の復活? 楽しみにしていたんだよな。」 と思われる方・・・次へお進みください。
「なーんだ、またトリかあ?」 と思われる方は、本日のブログ閲覧は中止にしていただき、恐れ入りますが、翌日のブログにお越しください。
前置きが長くてすんません。もひとつおまけに、今日の全文も長くてすんません。
はじまり、はじまり~。
平成19年度もいよいよ終わろうとしていた夕刻のことである。
Aコープから、買い物をして帰ってきたら、○伍が玄関先で 『青い鳥』 を両の手のひらに載せて突っ立っていた。
野鳥だ。
うちの庭のししおどしの下に倒れていたらしい。
トリといえば、忘れもしない。
2月20日に我が家から逃げていったセキセイインコのぴちゃん。
ばさまに言わせれば、「飛んでいった日がトリの命日」 らしいのだが、ひょっとしたら帰ってくるかもしれないと思っているTodo家では、4月に入ったのに、まだ家の軒下にぴちゃんの鳥かごをつるしてその帰りを待っている。 ( 涙 )
話を戻そう。
『青い鳥』 だ。
ぴちゃんが巨大化して帰ってきたと思い、保護することにした。
そうと決まれば、話は早い。
インコのぴちゃんの鳥かごがあっという間に、青い野生のぴちゃんの鳥かごとなったのであった。
でかいぴちゃんは、羽をバタバタさせて横たわり苦しがっていて手の打ちようがない。
脳震盪でも起こしたか?はたまた悪い物でも食ったか?原因は不明だ。
インターネットで、まず鳥の名前を調べて、えさの種類を探そうとしたが、なかなかこれは、という鳥の写真に出会わない。
青い毛色でカラスよりはふたまわりほど小さいけど、カラスに似ている。
ハシボソガラスか、啄木鳥か、ムクドリか・・・うーん、違う。
年度末も押し迫った春の夜に、いったい何をしているのか? と自問自答しながら、ひたすら検索を続けること、2時間。
ついに 『野鳥の保護』 という検索ワードを思いついた。
野鳥の保護について、対応してくれる相談窓口が日本全国各地にあることを初めて知った。
愛媛県は・・・唯一 県庁の中に野生動物保護についてのなんとか窓口というのがあった。
19時も過ぎていたので、まず誰も出ないだろうとは思ったが、電話してみることにした。
ベルを鳴らすこと7回。
なんと、出た。
さすが 「トリの窓口」 だけあって、窓口の男性職員の方の対応がとても丁寧で、優しかった。
教えていただいた方法は、夜も遅くできそうになかった ( 何かの器にトリを載せて、立木の上の方に置く ) ことだったので、あきらめて、鳥とお話しすることにした。
夕方は羽をやたらとばたつかせて暴れていたが、夜になるとおとなしくなっていった。
座り方もまともになっていた。
じいっと目を見つめると、なにやら目に涙を浮かべているように見えた。
「何もしてやることはできないけど、食べないからね。」 とは伝えておいた。
リンゴの切れ端を入れて、インコのぴちゃんが寝る前に使っていた黒い布で鳥かごを覆い、とりあえず一晩ゆっくり休むように言った。
翌朝は、鳥かごを覗くのが恐ろしかった。
玄関にトリを見にいく前に、 「多分今晩がトリのお通夜になるよね。」 と家族で話した。
ところがどっこい、なんと、鳥はもぞもぞと動いた。
助かった。
しかし、あとは衰弱するのを待つだけか・・・と思い、それでも飲み水は鳥かごの中に入れて、出勤。
昼頃、娘からメールで 「でかいぴちゃんは旅立ったよ。」 ときた。
やっぱりなあ。
「木の根元にそっと埋めてやっておくれ」 と返信したら、
「ん?」 「生きちょるよ」 とまたメールがきた。
聞くところによると、昼前にまたバタバタしだしたので、庭の池の近くに鳥かごを持っていったらしい。
ぴちゃんはまだ馬力がないのか、いったん飛び上がったものの、うちの応接間の網戸にとりすがっている。
隣に住んでいるばさまも呼んできて、にわかに一家総動員(うそつけ!)の 「トリさんの旅立ちを見送る会」 が結成された。
鳥のしっぽをばさまがつつく。
鳥、なかなか網戸を放さない。
しばらくたって、ようやく向かいの家の屋根まで飛んでいったそうな。
その後の消息は掴めていない。
とまあ、卓球人生もいろいろあるけれど、今回のでっかいトリさんのように、苦難にもじっと耐え、その後は大きく羽ばたいていってほしいものです。
ともあれ、めでたしめでたしだ。
理想的なシナリオで終わったので、平成20年度の幕開けは明るいであろう。
断っておくが、これはウソの話ではありません。
ただ多少誇大表現が入っとります。
そこのところは、当日がエイプリルフールだったことに免じてお許しいただきたい。
おしまい。
おまけ
しまった。
2月の終わりに逃げて行ったうちのぴちゃんのことをあのでかいぴちゃんに聞いておけばよかった。あとの祭りだ、ピー!
おまけのおまけ
あのぴちゃんは、フットワークは重そうだったけど、ツッツキはなかなか鋭そうだったよ、とは娘の弁だ。
確かに、あのトリのくちばしは長くて細くて黒かった。
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